せたがや内科・神経内科クリニックBlog



3/7月曜~3/13日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年3月6日 23:16更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


3/7月曜~3/13日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、気圧差はあまり大きくなさそうです。

寒暖差は大きそうですね。週間での変化が大きそうです。最高気温は19℃近くまで上がりそうです。朝はまだ寒いです。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

先週は、急に患者さんが増えました。

 

3/7月曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し上昇しそうです。

最低気温4最高気温13℃。一日の寒暖差は9℃。

 

3/8火曜は、雨予想(降水確率60%)です。気圧は低下しそうです。

最低気温5、最高気温8℃。一日の寒暖差は3℃。

 

3/9水曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温4、最高気温13℃。一日の寒暖差は9℃。

 

3/10木曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は少し低下しそうです。

最低気温5最高気温16℃。一日の寒暖差は11℃。

 

3/11金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し低下しそうです。

最低気温6℃、最高気温19℃。一日の寒暖差は13℃もありそうです。

 

3/12土曜は、雨予想(降水確率50%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温7℃、最高気温19℃。一日の寒暖差は12℃。

 

3/13日曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温9℃、最高気温20℃。一日の寒暖差は11℃。



2/28月曜~3/6日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年2月27日 21:02更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


2/28月曜~3/6日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、雨が降るのは少ないのに、気圧が上がったり、下がったりを繰り返しそうです。

3/4は30hPa位も下がりそうです。

寒暖差も強そうです。朝は寒くて、昼は比較的暖かくなりそうなので、6-14℃と幅がありそうです。

服装は調整しやすいと良いですね。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

患者さんは増えてきています。

 

2/28月曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し上昇しそうです。

最低気温4、最高気温15℃。一日の寒暖差は11℃。

 

3/1火曜は、曇り予想(降水確率30%)です。気圧は大きく低下しそうです。

最低気温4、最高気温18℃。一日の寒暖差は14℃。

 

3/2水曜は、曇り予想(降水確率40%)です。気圧は少し上昇した後に、下がりそうです。

最低気温6℃、最高気温12℃。一日の寒暖差は6℃。

 

3/3木曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は下がった後に、急上昇しそうです。

最低気温4最高気温15℃。一日の寒暖差は11℃。

 

3/4金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は大きく下がりそうです。30hPa位と体調に大きく影響が出そうです。

最低気温4、最高気温14℃。一日の寒暖差は10℃。

 

3/5土曜は、雨予想(降水確率50%)です。気圧は午前下がって、午後上がりそうです。

最低気温5、最高気温17℃。一日の寒暖差は12℃。

 

3/6日曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温3、最高気温12℃。一日の寒暖差は9℃。



2/21月曜~2/27日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年2月20日 18:36更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


2/21月曜~2/27日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、寒暖差が強そうです。後半は、最高気温が15℃を超えそうです。

雨は降らなさそうですが、気圧は上がったり下がったりとなりそうです。

寒暖差は9-12℃位ありそうです。週間を通して寒そうです。

寒さ対策はしっかりとしましょう。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

患者さんは増えてきています。

 

2/21月曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は上昇しそうです。

最低気温1、最高気温10℃。一日の寒暖差は9℃。

 

2/22火曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温10℃。一日の寒暖差は9℃。

 

2/23水曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温0、最高気温10℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/24木曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温0最高気温10℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/25金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温2、最高気温13℃。一日の寒暖差は11℃。

 

2/26土曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は下がりそうです。

最低気温3、最高気温15℃。一日の寒暖差は12℃。

 

2/27日曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温5、最高気温17℃。一日の寒暖差は12℃。



2/14月曜~2/20日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年2月13日 20:08更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


2/14月曜~2/20日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

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関東での予測になります。

 

今週は、気圧変動も多く、気圧は上がったり下がったりとなりそうです。雨か雪予想もありそうです。

寒暖差は6-11℃位ありそうです。週間を通して寒そうです。

寒さ対策はしっかりとしましょう。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

患者さんは増えてきています。

 

先週は、自律神経の乱れ、気圧変化での不調を主訴に、初診で受診される方は少なかったですね。

再診の方は、寒暖差+気圧差による不調を訴える方がそれなりに多かったです。

 

2/14月曜は、雪予想(降水確率80%)です。気圧は午前中下がっています。朝は雪が積もっている可能性もありますので、ご注意を。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/15火曜は、雪か雨予想(降水確率50%)です。気圧は一日で15hPa位下がりそうです。

最低気温3最高気温9℃。一日の寒暖差は6℃。

 

2/16水曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温0最高気温10℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/17木曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温-2℃、最高気温9℃。一日の寒暖差は11℃。朝はかなり寒そうですね。

 

2/18金曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は大きく上がりそうです。

最低気温0最高気温10℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/19土曜は、雪予想(降水確率80%)です。気圧は下がりそうです。

最低気温0最高気温9℃。一日の寒暖差は9℃。

 

2/20日曜は、雪か雨予想(降水確率80%)です。気圧は下がったままそうですね。

最低気温1最高気温12℃。一日の寒暖差は11℃。



2/7月曜~2/13日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年2月6日 21:28更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


2/7月曜~2/13日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

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自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、週の後半に南岸低気圧が接近しそうです。そのため、関東でも雪が降りそうです。気圧の変動もありそうです。

寒暖差は5-10℃位ありそうです。週間を通して寒そうです。

乾燥には注意しましょう。

寒さ対策はしっかりとしましょう。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

 

先週も、自律神経の乱れ、気圧変化での不調を主訴に、初診で受診される方が多かったですね。

再診の方は、冷えによる不調を訴える方が多かったです。

 

2/7月曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温9℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/1火曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温2、最高気温11℃。一日の寒暖差は9℃。

 

2/2水曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は午後から下がりそうです。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/3木曜は、雪予想(降水確率90%)です。気圧は一日下がっていそうです。

最低気温0℃、最高気温5℃。一日の寒暖差は5℃。

 

2/4金曜は、曇り予想(降水確率40%)です。気圧は上がりそうです。

最低気温0、最高気温10℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/5土曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧はPMに少し下がりそうです。

最低気温1最高気温9℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/6日曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1最高気温9℃。一日の寒暖差は8℃。



1/31月曜~2/6日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年1月30日 18:03更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


1/31月曜~2/6日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症や風症状を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、比較的安定した天気となりそうです。雨予想はありませんが、気圧の変動はありそうです。

寒暖差は8-10℃位ありそうです。真冬らしい天気になりそうです。

湿度は低くなりそうです。乾燥には注意しましょう。

寒さ対策はしっかりとしましょう。

 

スギ花粉にも注意しましょう。去年より、1.5倍ほど花粉の量が多いと予測されています。

 

先週は、自律神経の乱れ、気圧変化での不調を主訴に、初診で受診される方が多かったです。

再診の方は、冷えによる不調を訴える方が多かったです。

 

1/31月曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/1火曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/2水曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し上がりそうです。

最低気温1、最高気温11℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/3木曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温11℃。一日の寒暖差は10℃。

 

2/4金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/5土曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧はAMに少し下がり、PMにはその分上がりそうです。

最低気温0、最高気温8℃。一日の寒暖差は8℃。

 

2/6日曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温0、最高気温9℃。一日の寒暖差は9℃。



自律神経のしくみ③ 自律神経とホメオスタシス

2022年1月23日 17:42更新
専門外来コラム


■自律神経とホメオスタシス

 

ホメオスタシスという言葉をご存じでしょうか?

以前の専門外来コラムでは、「自律神経は内臓や血管などのはたらきを24時間、休まず自動的に調整してくれるシステム」ということでした。実はその調整には、「人間に本来備わっているホメオスタシス(恒常性)」という機能が深く関わっています。

 

ホメオスタシスという言葉は医療用語なので難しいかもしれませんが、一度理解すれば、自律神経のお話も今まで以上に深く学習できると思います。今回は、ホメオスタシスと自律神経の関係についてお話ししていきますね。

 

・人間の体に備わっているホメオスタシス機能

 

まずは「ホメオスタシスとは一体何なのか?」という問題からご説明していきます。

 

・ホメオスタシスの意味

 

ホメオスタシスとは、「外界がたえず変化していたとしても、体内の状態(体温・血液量・血液成分など)を一定に維持できる能力のこと」です。ホメオスタシスという言葉そのものは、「変化しない」という意味を持ちます。しかし人間の場合は、全く変化しないというよりは、ある一定の狭い範囲を変動している平衡状態と捉えてもらった方が良いかもしれません。

 

私たち人間の体は、数十兆個の細胞からなっています。それが一定の営みを続けていられるのは、ホメオスタシスを維持できているおかげです。たとえば私たちの体温は、約36℃程度に保たれています。外が暑い・寒いに関わらず、体温は一定ですよね。

 

ごく当たり前のことのように思われますが、もし体温が高くなった時に「体温を一定に維持しよう」という機能がはたらかないと、体に熱がこもったままになり、脳がうまく機能しなくなってしまいます。「体温が高くなったら、体温を下げるためにはたらこう(発汗など)」というプロセスは、ホメオスタシスを保つために脳にインプットされているはたらきなのです。

 

・ホメオスタシスが崩れるとどうなるか?

 

ホメオスタシスを維持するようなはたらきは、脳にプログラミングされています。とくに、脳の視床下部という部分が自律神経の調整をしているため、ホメオスタシスのはたらきが崩れると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。

 

先ほど挙げた体温を例にとるなら、体温調節がうまくいかなくなり、冷えやのぼせの症状がでます。日本は寒暖差の激しい時期があるので、体が寒暖差に対応しきれず体調不良を引き起こすことになるのです。

 

・自律神経とホメオスタシスの深い関係

 

自律神経は、ホメオスタシスを維持するために、バランスを取りながら微調整を続けています。私たちを構成している数多くの細胞にお休みはありませんよね。常にホメオスタシスを維持するため、自律神経も24時間365日、休まずオートマティックにはたらいているのです。日中になれば交感神経が優位になり、人間活動を促します。リラックス時、眠前には副交感神経が優位になり、人間に必要な休息をもたらします。

 

寝ている時にも無意識に呼吸が続き、多少の暑さ寒さ・湿度の変化があっても寝続けていられるのは、自律神経がその時々の体の状態に応じて対応しているからです。

私たちの体はとても繊細で、優秀につくられているのです。

 

・不規則な生活が自律神経に良くない訳

・人間は規則正しい生活をするようにできている

 

「自律神経の乱れを治すには、規則正しい生活をしましょう」という言葉をよく耳にしませんか?これは本当です。自律神経は不規則な生活に弱いです。わかりやすい例が睡眠リズム。人間は、朝に起きて夜に寝る、朝に交感神経が優位になり、夜に副交感神経が優位になる、このようにできています。ホメオスタシスを維持するためです。

 

夜勤や交代制勤務で体調を崩す方が多いのは、人間の本来のコンディションに反することをしているからです。副交感神経が優位になるべき時間に無理やり起きていたり、交感神経が優位になるべき時間に眠らなければいけない生活をしていると、体に刻まれているリズムやホメオスタシス機能が混乱を起こします。その結果、自律神経の調節もうまくいかなくなり、さまざまな不調が現れます。

 

・自律神経が弱いと不規則に対応しきれない

 

そもそも自律神経が乱れていると、本来持っている微調整のはたらきも弱くなってしまいます。周囲の環境やストレスの影響をもろに受けることになるのです。自律神経の乱れている方が、体温調整ができずに冷えやのぼせを訴えられていたり、不眠や朝起きられないなどの症状があるのは、自律神経の微調整やスイッチングがうまくいっていない代表的な例です。

 

とすると、自律神経にとって、規則正しい生活をするのは大前提です。「夜寝る前にスマホを触らない方が良いです」と私が言っているのは、スマホを触ることが骨格のゆがみを引き起こすのもありますが、寝る前に脳を興奮させて交感神経が刺激されてしまうためでもあります。自律神経の不調がすでにある方はもちろん、そうでない方も、人間の本来あるべき生活リズムを送るように心がけると、より体調が良くなるかもしれませんね。

 

・参考

・久手堅司監修.面白いほどわかる自律神経の新常識.宝島社.2021

・鈴木郁子編著.やさしい自律神経生理学.中外医学者.2021

・久保木富房監修.専門医が治す!自律神経失調症 ストレスに強い心身をつくる、効果的な療法&日常的なケア

・エレインN.マリーブ.R.N.人間の構造と機能.医学書院

 



1/24月曜~1/30日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年1月23日 16:33更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


1/24月曜~1/30日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

今週は、比較的安定した天気となりそうです。雨予想はありません。

寒暖差は7-8℃位ありそうです。真冬らしい天気になりそうです。

湿度は低くなりそうです。乾燥に注意しましょう。

 

寒さ対策はしっかりと。

 

1/24月曜は、曇り予想(降水確率40%)です。気圧はAM下がって、PM上がりそうです。

最低気温4、最高気温11℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/25火曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温9℃。一日の寒暖差は8℃。

 

1/26水曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温3、最高気温10℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/27木曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温2、最高気温10℃。一日の寒暖差は8℃。

 

1/28金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温2、最高気9℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/29土曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧はPM下がりそうです。

最低気温1、最高気温9℃。一日の寒暖差は8℃。

 

1/30日曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温8℃。一日の寒暖差は7℃。



1/17月曜~1/23日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

2022年1月16日 20:09更新
気象病、寒暖差疲労の週間予想


1/17月曜~1/23日曜の気象病(気圧+寒暖差疲労、湿度)の予想です。

 

 

新型コロナウイルス感染症を疑う症状のある方は、受診前に電話連絡をお願いします。

 

 

2021/5/25に、宝島社から「面白いほどわかる自律神経の新常識」が発売されました。監修をさせて頂きました。80Pに分かりやすくまとまっています。

 

2018/12/14に、「最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方」

クロスメディアパブリッシングから出版されました。

自律神経が不調で悩んでいる方や、パフォーマンスが上がらない方など、様々な状態へ対応できるような内容となっております。

 

 

関東での予測になります。

 

先週は、1月にしては、気圧差での不調を訴える方が多かったです。

年明けから、天気が悪かったことが多かったからでしょう。

 

今週は、比較的安定した天気となりそうです。雨予想はありません。

寒暖差は7-10℃位あり、最低気温は0℃になりそうです。

湿度は低くなりそうです。乾燥に注意しましょう。

 

寒さ対策はしっかりと。

 

1/17月曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温3、最高気温13℃(暖かくなります)。一日の寒暖差は10℃。

 

1/18火曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温3、最高気温9℃。一日の寒暖差は6℃。

 

1/19水曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は少し下がりそうです。

最低気温0℃、最高気温8℃。一日の寒暖差は8℃。

 

1/20木曜は、晴れ予想(降水確率10%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温0℃、最高気温7℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/21金曜は、晴れ予想(降水確率0%)です気圧は安定していそうです。

最低気温0、最高気7℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/22土曜は、晴れ予想(降水確率0%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温8℃。一日の寒暖差は7℃。

 

1/23日曜は、晴れ予想(降水確率20%)です。気圧は安定していそうです。

最低気温1、最高気温9℃。一日の寒暖差は9℃。



自律神経のしくみ②:交感神経と副交感神経

2022年1月11日 20:53更新
専門外来コラム


自律神経のしくみ:交感神経と副交感神経

 

こんにちは。前回の専門外来コラム「自律神経のしくみ」では、自律神経はそもそも何なのか?という点に注目して書きました。

 

自律神経は、内臓や血管などのはたらきを24時間、休まず自動的に調整してくれるシステムです。その自動的なシステムは、交感神経と副交感神経がバランスよくはたらくことによって成り立ちます。

 

今回は、交感神経と副交感神経のふしぎについて書いていきます。

 

  • 自律神経は2種類で構成されるー交感神経と副交感神経ー

 

自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスよくはたらくことで機能しています。

 

どんなに暑くても寒くても、私たちの体温が36℃~37℃の範囲で一定に保たれていますよね。このように、体内の環境は、ある一定の範囲の状態に保てるようにつくられています。これを恒常性(ホメオスタシス)と言います。

 

自律神経はこの恒常性を保つために必須のシステムです。

交感神経はアクセル、副交感神経はブレーキ。お互いがシーソーのようにバランスを取りながらはたらくことによって、体の状態を良いコンディションに保っています。

 

交感神経と副交感神経は24時間365日はたらいています。どちらか一方だけのスイッチが入っている訳ではありません。そのため、交感神経のはたらきが強いときは「交感神経が優位」、副交感神経の方が強くはたらいているときは「副交感神経が優位」と表現します。

 

  • 交感神経のはたらき

 

交感神経の役割

 

交感神経は、体と心が「興奮モード」のときに優位にはたらきます。たとえば、運動をしているときは心臓の鼓動が速くなったり血圧が上がったりしますよね。それ以外にも以下のようなはたらきがあります。

 

・脳血管を収縮させる

・瞳孔の拡大、涙の分泌を抑制する

・唾液が出づらくさせる

・気管支を拡張させる

・心拍数を増やす

・消化を抑制する

・排便・排尿を抑制する

・(暑い時など)汗を分泌して体温を下げる

・(寒い時など)鳥肌を立てて熱を発生させる

・末梢血管を収縮させる

 

交感神経が優位なときに出やすい症状

 

・頭痛(緊張性頭痛)

・眩しさ、目が乾く

・口が乾く

・動悸、息苦しさ

・便秘、下痢

・胃痛、腹痛

・体温調節がしづらい(熱がこもる)

・過緊張、首肩こり

 

交感神経が過度に優位になると、アクセル全開になりすぎるため不調につながります。慢性的にストレスがかかっていると、交感神経を優位にしてがんばるしかありません。その代償に、首肩こりや頭痛、動悸など、上記の症状が発生します。

 

交感神経のスイッチが入るタイミングは?

 

・日中

・興奮したとき

・驚いた時

・ストレスを強く感じたとき

・緊張したとき

・不安を感じているとき

・危険を感じたとき

 

私たちは人間活動をするために、本来は日中に交感神経のスイッチが入るようにできています。日常生活はストレスで溢れていますよね。交感神経は悪いものではありませんが、私たちの生活の中には交感神経のスイッチが入れる要素がたくさん潜んでいることを、頭の片隅に入れておきましょう。

 

  • 副交感神経のはたらき

 

副交感神経の役割

 

副交感神経は、体と心が「お休みモード」のときに優位にはたらきます。リラックスしているとき、体の力が抜けて脈がゆっくりになるのはこのためです。その他にも、副交感神経は「消化」のときに優位にはたらきます。心地よい環境でゆっくり食べた方が消化に良いのは副交感神経のおかげです。

 

・脳血管を拡張させる

・瞳孔を収縮させる

・サラッとした唾液を出す

・気管支を収縮させる

・心拍数を減らす

・消化を促進する

・排便・排尿を促進する

 

副交感神経が優位なときに出やすい症状

 

副交感神経はリラックスの印象が強いので「体に良いもの」と思われがちですが、副交感神経のはたらきが強すぎたり、適切なタイミングではたらかなかったりすると、不調の原因になります。

 

・頭痛(片頭痛)

・涙が出る

・徐脈(脈が遅くなりすぎる)

・だるさ・朝起きられない

 

副交感神経のスイッチの入るタイミングは?

 

・眠っているとき

・リラックスしているとき

・食後にゆっくりしているとき

・癒しを感じたとき

 

夜になると眠くなるのは、副交感神経のスイッチが入るようにできているからです。「規則正しい生活をしましょう」とよく言われますが、これは「人間に備わっている自律神経のリズムを乱さない生活」という意味になります。夜勤や当直、昼夜逆転の生活が体によくないのはこのためです。

 

  • 大切なのは交感神経・副交感神経のバランス

 

交感神経・副交感神経の2つはどちらがいいという訳ではなく、両方がオン・オフになり、状況に応じてバランスよく切り替わる状態が理想的です。

 

日中、学校の授業や仕事に集中したい時には交感神経が優位になって「興奮モード」にならなければ活動ができません。夜、ぐっすり休んで疲れを取るためには「お休みモード」になることが必須ですよね。

 

しかし、ストレスがかかって慢性的に緊張状態になると、夜も「興奮モード」がはたらいてしまいうまく休むことができません。これが積み重なると、自律神経のバランスが乱れてスイッチの切り替えが上手くいかず、不調につながるのです。

 

  • 自律神経のはたらくルートと脊椎(背骨)の位置

 

交感神経と副交感神経では、体内の通るルートが違うのを知っていますか?

交感神経は脊髄の外側から出たあと、お腹側を回り、体の各器官に分布していきます。

 

それに対して、副交感神経は、脳の下部(首のあたりです)にある中脳・橋・延髄から出て体の各器官に分布するルートと、脊髄の下部にある(腰のあたりです)骨盤神経から腸や膀胱・生殖器に向かうルートがあります。

 

「緊張すると胃がキリキリする、お腹が痛くなる」

「首や腰を温めてほぐすとリラックスする」

 

このようなシーンを想像すると、自律神経のはたらくルートと背骨や内臓の位置は何かつながりがあるのかもしれませんね。私は外来に来る患者さんにピラティス(背骨の動きを重視している運動です)をおススメしているのですが、「眠れるようになった」「胃腸の調子がよくなった(機能性ディスペプシアが改善した)」という方が多くいらっしゃいます。

 

≪参考≫

・久手堅司著.最高のパフォーマンスを引き出す自律神経の整え方.クロスメディアパブリッシング.2018

・久手堅司監修.面白いほどわかる自律神経の新常識.宝島社.2021

・鈴木郁子編著.やさしい自律神経生理学.中外医学者.2021

 




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