ものわすれは、加齢に伴って起こりますが、そうでない場合は認知症の可能性があります。以下の箇条書きに該当する部分があると注意が必要になります。
●物忘れが多い、ひどくなった。
●何回も同じ行動を繰り返したり、尋ねたりする。
●今までできたことができなくなった。
●怒りっぽくなったり、急に感情的になることなどの性格変化した。
●表情が乏しくなったり、人付き合いが悪くなった。
日本は高齢化の一途をたどり、認知症は急速な増加となっております。
加齢に伴うものわすれもあります。認知症とは一度獲得した脳の機能が低下し患者の日常生活、社会生活、対人関係が障害された状態をいいます。
認知症の原因として、アルツハイマー型認知症、脳血管型認知症、ピック病、レビー小体型認知症などの割合が多いです。それ以外にも、正常圧水頭症、慢性硬膜下血腫などの外科的治療の適応となる場合や、うつ病、内分泌疾患などが原因となる場合もあります。
以前とは異なり、治療薬の種類も増え、ワクチンなども新規治療も目覚しい発展を遂げており、不治の病ではなくなりつつあります。
リハビリや行動療法でもかなりの効果が認められております。
早期発見、診断が出来れば、進行をゆっくりとしたり、大きな改善を認めることが出来ます。
ご自身やご家族に上記箇条書きの症状が見られたら、ご相談ください。