気象病について
2017年9月30日 07:36更新
専門外来コラム
当院で気象病に対しての治療を行っています。
気象病とは正式な病名ではありません。気圧の変化、温度、湿度の変化などの気象状態の変化により、様々な体調不良が起きます。
・めまい
・吐き気
・頭痛
・肩こり、首こり
・全身倦怠感
・朝布団から起きられない
・関節痛
・手足のしびれ
・血圧の変動
・動悸がする、胸苦しい感じがする
・気持ちが落ち着かない、不安になる、うつ症状が強くなる
・気管支ぜんそくの増悪、目のかゆみや、アレルギー性鼻炎など
このように多岐にわたる症状が出現します。
当院で、気象病を扱うようになって1年が経過しています。現在は、月に70-100名前後の新規の患者さんが来られるようになりました。上記の代表的な症状も組み合わせている患者さんが多く見られております。
ご自身の体調変化が気象情報に左右されることがあれば、気象病を疑ってもみても良いでしょう。
次回以降のブログでさらに説明をさせて頂きたいと思います。
昨日位からは、アレルギー性の症状で受診される方が多いですね。近くに多摩川があることで秋の花粉症や、ダニやカビが繁殖も原因となっていますので、注意が必要です。
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