新型コロナウィルスワクチン抗体検査
2021年6月8日 18:05更新
その他
新型コロナウィルスワクチン接種後に抗体検査を受けませんか?
■ワクチン、予防接種とは何ですか?
一般に感染症にかかると原因となる病原体(ウィルスや細菌など)に対する「免疫」(抵抗力)ができます。病原体をもとに作られたワクチンを予防接種することで免疫ができるとその感染症にかかりにくくなったり、かかっても症状が軽くなったりするようになります。
■新型コロナウィルスワクチンのしくみ
mRNA(メッセンジャーRNA)ワクチンではウィルスを構成するタンパク質の遺伝情報を投与します。その遺伝情報をもとに、体内でウィルスのタンパク質を作りそのタンパク質に対する抗体が作られることで免疫を獲得します。
■ワクチンを接種して得られる中和抗体って何?
新型コロナウィルスとヒトの細胞が結合する箇所を阻害する抗体です。新型コロナウィルスへの感染や重症化を防ぐ効果が期待されています。
世界中で開発が進む新型コロナウィルスのワクチンは、新型コロナウィルス表面のスパイクタンパク質に対する抗体を誘導します。
中和抗体の活性はスパイクタンパク質に対するIgG抗体の値と関連すると考えられています。
■抗体検査で調べられること
抗体はウィルス構造のいくつかの部位に対して生産されます。
抗体検査では特定のタンパク質に対する抗体をどれくらい持っているのか調べることができます。
抗体検査はワクチン接種後、28日以降により評価可能です。
詳細はお問合せ下さい。
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