自律神経と気象病



自律神経と気象病

2017年10月4日 22:03更新
専門外来コラム


今回は自律神経の話をしたいと思います。

 

自律神経は、脳の中にある視床下部という部分から始まり、全身へと信号を出し、体の中の恒常性を維持しています。自律神経の機能があることで、生命維持ができ、環境への対応が出来ているのです。

 

自律神経には、交感神経や副交感神経の2種類があります。これは互いにバランスを取っています。

交感神経は、緊張している時や、運動した時に優位に働きます。血圧を上げたり、脈を速くしたり、呼吸を速くしたり、胃腸の動きが悪くなります。交感神経は、緊張しているときやストレスを感じるときに優位になります。

副交感神経は、リラックスしている時や寝ている時に優位に働きます。血圧を下げたり、脈を遅くしたり、呼吸を遅くしたり、胃腸の動きを活発にします。副交感神経は、寝ているときや、休んでいるとき、リラックスしているときに優位になります。

 

現代人は様々なストレスにさらされており、交感神経が優位に立つことが多くなっております。

自律神経が乱れた状態を、自律神経失調症といいます。

頭痛、めまい、吐き気など胃腸の不調、微熱や低体温、全身倦怠感、血圧不安定、動悸、気分の落ち込み、天気が悪いと不調(気象病)など様々な症状がでます。

 

自律神経は周辺環境に左右されます。気圧を含めた気象の変化にも、自律神経は左右されることになります。

○気圧センサーが過敏になって、自律神経が乱れて症状が出る。

○自律神経が乱れているから、気圧センサーも乱れる。

このように相互関係があるものと考えております。

 

実際に、当院では気象病+自律神経失調症の両方の症状をお持ちの方が多いです。

 

 





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