せたがや内科・神経内科クリニックBlog



オンライン診療・相談を始めました。

【2017年10月17日 7:57 AM更新】


今週より、スマートフォンを使用したオンライン診療・相談を開始しました。

 

遠方から、気象病や自律神経失調症、冷房病などの特殊外来問い合わせが多く、その方々の要望にお応えすることが出来たらと考えて導入となりました。

  

・再診に来る時間がない

・遠方のため、受診が大変である。初回は相談をして、受診するかどうかを決める目安になります。

 

初診からオンラインでの診療は出来ません。

初めての方は、相談のみとなっております。

 

時間や金額などの詳細は、HPを参照されて下さい。



寒暖差疲労、冷え性の対策に対して

【2017年10月16日 8:06 AM更新】


この時期に、こんなに冷え込むと急に体調が悪くなりますのでご注意を。

 

前回のブログで書きました寒暖差疲労についての、対策についてです。

10/13金曜日のNHKニュースウォッチ9さんで少しお話させて頂きました。

 

寒暖差疲労は、エネルギー消費が強くて、続くと冷え症状がでます。

 

冷え症は、四肢→腹部→体全体と3段階に分かれています。

細かい説明:

  1. 手足の冷え(末梢血管が収縮して冷えを感じます):症状としては手足の冷えが多くなっています。
  2. 内臓の冷え:下半身の冷えが、骨盤からまできます。症状としては、胃腸系、泌尿器系、婦人科系などの症状がでてきます。
  3. 体全体の冷え:ここまで来ると、全身倦怠感、めまい、ふらつき、頭痛、不眠、イライラ、不安などより様々な症状がでてきます。  

 

寒暖差疲労、冷え性対策:

 

①体を外から暖める:

・ぬるめの38-40℃位のお湯に、肩までしっかりとつかる。時間は10分程度。

・暖めるポイント、手首、足首、首、両側肩甲骨の中心の4つが、よりポイントの場所です。

・両側肩甲骨の間に、洋服の上から張るタイプのカイロを使うのも一つです。低温火傷には注意が必要です。

・寝具をしっかりと使う。その際に、重要なのは、首を冷やさないようにすることです。

・服を厚めにする、一枚羽織る。特に首肩周りは、冷えやすいので、スカーフやマフラーを使用すると良い。

 

②体を中から暖める:

・体を冷やす食材を取り過ぎない。野菜では、夏野菜は体の冷やす性質を持つ物が多い胃。

・しっかりと噛む、ゆっくり食べる。一口入れて、咀嚼は20回位で。

・冷たい飲物は避ける。暖かい飲物をこまめに取る。

 

③体を軽く動かす:

激しい運動は必要ありません。筋肉疲労が強く残るのは避けた方が良いです。

・軽い筋力トレーニング、スクワット

・階段を使う。一駅分歩く。ウォーキング20分程度

・全身のストレッチ

 

④睡眠をしっかりと取る:

 

⑤呼吸方法:副交感神経優位にするためです。

・ゆっくりと深い呼吸を行う。胸式呼吸でも、腹式呼吸でも出来る方法で。 

・3秒で吸って、3秒止める、6秒で吐いて、3秒止める。×4セット。

 

参考にされて下さい。



寒暖差疲労

【2017年10月14日 8:10 AM更新】


寒暖差とは、気温の差です。前日比で、10/12木曜と13金曜では10℃前後の差が出ています。

 

人間が生きていくためには、体内を外の環境から、適切に保つ必要があります。気温も人間に与える影響は大きいです。自律神経が、気温に対して適切に反応をします。

 

  1. 外気温が高いとき:体内から熱を逃がすために、発汗を促します。副交感神経が優位になります。
  2. 外気温が低いとき:体内の熱を外に逃がさないために、末梢での血流が低下します。交感神経が優位となる。

 

寒暖差疲労とは、

寒暖差の大きい(通常は前日比から5℃以上の変化)環境にいると、自律神経の働きにより、体内を一定の状況にしようとエネルギーを消費することになります。このエネルギー消費が大きくて、疲労が蓄積した状態を寒暖差疲労といいます。

 

温度差は、体にとってはストレスですが、それが適切に対応出来ているときは、問題はあまり起きません。

それが対応出来ない、寒暖差疲労になると、①体が冷える(四肢→腹部→体全体)、②肩こり、首こり、頭痛、③めまい、④食欲不振、⑤布団から起き上がれない、⑥気分が落ち込むなど様々な症状が出ます。

体内のエネルギー消費が必要以上に進むことによる寒暖差疲労の中でも、冷え症になってしまうことが問題となります。

 

寒暖差チェックシート:

・暑さ、寒さが苦手

・エアコン(冷房、暖房)が苦手

・周りの人が暑いのに、自分だけ寒い。長袖が常に手放せない。

・顔がほてりやすい、全身がほてりやすい

・温度差が強いと、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、関節痛、喘息、下痢などの様々な症状がでる。

・熱中症になったことがある、近い状態になったことがある

・季節の変わり目に、体調不良になる

・冷え症がある

・温度が一定の環境にいる時間が長い(オフィス、自宅でも一日中エアコンをつけている)

・代謝が悪い、体がむくみやすい。

 

1~3個で軽症

4~6個で中症

7以上で重症

 

当てはまる方は要注意です。次回のブログでは、対策方法をご紹介します。



気象病の方は、今日から注意されて下さい。

【2017年10月12日 8:03 AM更新】


10/12木曜は関東地方では、最高気温が28℃まで上がる予定です。日中の湿度もそれなりに上がるようです。しかし、午後から秋雨前線が下がってくるため、夜から天気が崩れそうです。そして、来週半ばまで天気が悪い状態が続く見込みです。

 

  1. 気圧、②温度、③湿度   の変動が大きくなります。

そのため、気象病の症状は強く出やすいです。お気をつけて下さい。

 

昨日くらいから、先週末で気象病の症状が治まっていた方たちで、体調不良がまた起き始めています。

 

さらに、日中の気温が上がるからといって、冷房の風で体を冷やしてしまうと、体調不良も起きやすくなります。首と肩周りは直接冷風で冷やさないようにして下さい。冷房病という症状もありますが、次回以降で書いていこうと思います。

 

 



気象病のチェックリスト

【2017年10月10日 8:10 AM更新】


今週は木曜日位から、天気が下り坂になるようですので、ご注意を。

 

当院で使用しています、気象病を疑う方へのチェックリストの一部です。

 

□ ①天候が変わる時に体調が悪い。

□ ②雨が降る前や天候が変わる前に、何となく予測が出来る。

□ ③耳鳴りやめまいが起こりやすい。

□ ④肩こり、首こりがある。首の外傷歴がある。

□ ⑤猫背、そり腰がある。姿勢が悪い。

□ ⑥乗り物酔いをしやすい。

□ ⑦PC作業やスマートフォンの使用時間が長い。平均4時間/日以上

□ ⑧ストレッチや柔軟体操をすることが少ない。

□ ⑨歯のくいしばりや、歯ぎしり、歯の治療が多い。顎関節症と言われたことがある。

□ ⑩エアコンが効いている環境にいることが多い。夏冬ともに。

□ ⑪日常的にストレスを感じている。特に精神的なストレス。

□ ⑫更年期障害ではないかと思うことがある。男女ともに。

 

5つ程度あると気象病の可能性が高くなりますね。気象病の症状の強い方は、チェックに該当する箇所が増えてくる傾向にあります。

当てはまる方は結構いらっしゃるのではないでしょうか?

 



気象病になりやすい方の特徴

【2017年10月7日 8:34 AM更新】


明日、10/8日曜からは急速に天気が回復する(気圧も上がり、気温も上昇しまう)ので、その時も注意が必要です。

 

今日は、気象病になりやすい方の特徴をお話ししたいと思います。

 

気象病は女性がなりやすいと言われ、当院でも女性が多い。女性7:男性3の比率。

年齢は、小学生~80代までと幅広く。小学校高学年くらいから症状ありの方も多い。

女性は20代~30代がピーク、男性は30代~50代がピーク。

小学校から高校生くらいまでは、朝に調子が悪いことが多く、血圧も低いため、起立性調節障害の診断を受けている方も多い。起立性調節障害の治療を受けても改善していない方は、高い確率で気象病の事が多い。

 

男女ともに、デスクワークを長時間されている方の比率が高い。スマホの時間が長い。

冷暖房がしっかり効いている環境に長時間いることが多い。

姿勢が悪い。

歯のかみ合わせが悪い。

ストレスが強い。

運動をほとんどしない。

運動の種類では、歯をくいしばる状態が長いスポーツの方は起きやすい。

ムチウチなどの外傷を首に受けたことがある。

女性は、排卵日や生理周期でより症状が増悪する。

他にも様々な要因もあります。

次回以降のブログでは、もう少し分かりやすくチェックリストにしたのを載せたいと思っております。



明日から天気が崩れる予報になっていますのでご注意を

【2017年10月5日 5:31 PM更新】


明日10/6金曜からの天気について

 

西日本から天気が下り坂になっています。前線を伴った低気圧で湿度も高いようです。

関東地方でも大雨が降りやすくなります。

10/6金曜と7土曜は天気が悪く、8日曜と9月曜と天気が良くなりそうです。

 

そのため、

  1. 気圧の変化が強く
  2. 湿度も高く
  3. 寒暖差も強く

なることが予測されます。

 

この状況が揃っていると気象病の方は、より症状が強く出やすいので注意されて下さい。



自律神経と気象病

【2017年10月4日 10:03 PM更新】


今回は自律神経の話をしたいと思います。

 

自律神経は、脳の中にある視床下部という部分から始まり、全身へと信号を出し、体の中の恒常性を維持しています。自律神経の機能があることで、生命維持ができ、環境への対応が出来ているのです。

 

自律神経には、交感神経や副交感神経の2種類があります。これは互いにバランスを取っています。

交感神経は、緊張している時や、運動した時に優位に働きます。血圧を上げたり、脈を速くしたり、呼吸を速くしたり、胃腸の動きが悪くなります。交感神経は、緊張しているときやストレスを感じるときに優位になります。

副交感神経は、リラックスしている時や寝ている時に優位に働きます。血圧を下げたり、脈を遅くしたり、呼吸を遅くしたり、胃腸の動きを活発にします。副交感神経は、寝ているときや、休んでいるとき、リラックスしているときに優位になります。

 

現代人は様々なストレスにさらされており、交感神経が優位に立つことが多くなっております。

自律神経が乱れた状態を、自律神経失調症といいます。

頭痛、めまい、吐き気など胃腸の不調、微熱や低体温、全身倦怠感、血圧不安定、動悸、気分の落ち込み、天気が悪いと不調(気象病)など様々な症状がでます。

 

自律神経は周辺環境に左右されます。気圧を含めた気象の変化にも、自律神経は左右されることになります。

○気圧センサーが過敏になって、自律神経が乱れて症状が出る。

○自律神経が乱れているから、気圧センサーも乱れる。

このように相互関係があるものと考えております。

 

実際に、当院では気象病+自律神経失調症の両方の症状をお持ちの方が多いです。

 

 



気象病と気圧の関係について

【2017年10月2日 7:09 PM更新】


気象病の中でも気圧が最も重要な要因となります。

そのため、今日は気圧の話しをしていきます。

 

気圧(大気圧)というのは、地球の表面を覆っている空気の圧力です。ほぼ1気圧の中で私たちは生活しています。普段の生活ではあまり感じることはありません。

しかし、1平方㎝あたりの面積に約1㎏、1平方mに換算すると10tの重さが加わっています。体には何トンもの圧力が加わっていますが、つぶされることはありません。これは、外からの圧力と体内からの圧力が釣り合っているからです。バランスを保っているため、気圧が変動すると、体もその影響を受けます。

 

気圧は体のどこで感知しているのでしょうか?

気圧は、耳の奥にある内耳で、感知していると報告されています。

内耳は、三半規管と蝸牛(カタツムリの形をしている)から成り立っております。図は、気象病外来のページを参照されて下さい。

飛行機に乗ったりして、高度が変化する(気圧の変化)と耳の調子がおかしくなるのが分かりやすい一例です。

 

気圧の変化→内耳で感知→内耳につながっている前庭神経(平衡感覚に関係している)→脳。

その後、脳→視床下部に中枢がある自律神経(交感神経や副交感神経)のバランスが崩れる→様々な症状が出現。

というような流れになっています。

 

このように目に見えない気圧の変化を内耳で感じているわけです。

その気圧の変化に敏感な方は、気象病の症状が出やすくなります。

 

また明日以降に、続きを載せていきます。

 



気象病について

【2017年9月30日 7:36 AM更新】


当院で気象病に対しての治療を行っています。

気象病とは正式な病名ではありません。気圧の変化、温度、湿度の変化などの気象状態の変化により、様々な体調不良が起きます。

・めまい

・吐き気

・頭痛

・肩こり、首こり

・全身倦怠感

・朝布団から起きられない

・関節痛

・手足のしびれ

・血圧の変動

・動悸がする、胸苦しい感じがする

・気持ちが落ち着かない、不安になる、うつ症状が強くなる

・気管支ぜんそくの増悪、目のかゆみや、アレルギー性鼻炎など

このように多岐にわたる症状が出現します。

当院で、気象病を扱うようになって1年が経過しています。現在は、月に70-100名前後の新規の患者さんが来られるようになりました。上記の代表的な症状も組み合わせている患者さんが多く見られております。

 

ご自身の体調変化が気象情報に左右されることがあれば、気象病を疑ってもみても良いでしょう。

 

次回以降のブログでさらに説明をさせて頂きたいと思います。

 

昨日位からは、アレルギー性の症状で受診される方が多いですね。近くに多摩川があることで秋の花粉症や、ダニやカビが繁殖も原因となっていますので、注意が必要です。



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